PROFILE
加藤 翔山【KATO SHOZAN】
【書団響会員】
【太源書道会準会員】
【東大阪市立八戸ノ里老人センター書道講師】
1994年、大阪(東大阪)生まれ。三兄弟の末っ子として生まれる。
自閉スペクトラム症(発達障害)、神経線維腫症Ⅱ型と闘病。
幼少期にはじめて筆を持つが、神融会、日本書芸院師範一科審査会員の祖父から「センスない!!やめろ」と一蹴され傷心し、そこからしばらくは筆を持つのが怖くなる。
しかし、このままでは自分の中でなにかが収まらないと思い、再び2020年2月に筆を持つようになる。そこで今の師匠となる。
毎日書道会総務 北野攝山氏に出逢い師事する。
日本書芸院師範の祖父から號(雅号)を授かり「翔山」と名乗るようになる。
《2022年8月》高野山競書大会 高野山書道協会賞 受賞
《同年8月》 聖徳書道展 入選
《同年11月》 第31 回 太源書道会展 大阪市教育委員会教育長賞(第一席・首席)受賞
《2023年4月》 昇段
《同年6月》 日本最高峰書展、毎日展 初入選。
《同年8月》 高野山競書大会 高野山書道協会賞 受賞。
《同年10月》 東大阪市書道展 会長賞 受賞。
《同年12月》 撲社書展 褒状 受賞。
出展作品
GALLERY
90×120cm(宣紙という中国でも一枚300円くらいの高価で取引されてる紙で滲みを表現してみました。)
師匠である毎日書道会総務 北野攝山先生に
この漢字の崩し方を教えてもらい、そのまま作品にしました。
亀や龍のごとく長生き、長寿を意味した三言句です。
書道は今の日本に漢字が入ってきてからの字体では
崩せないので、基本的に旧字を使って書きます。
梅の花は雪を帯びて琴上に散りかかり、柳の色は煙にわして酒中に入る。という意味らしいです。
2023年12月の撲社書展にて褒状をいただいたときに作品にした漢詩です。
家の目の前が公園なんですが、そこにころころと転がってる石を見て書きました。
ふと頭に浮かんだ言葉をそのまんま作品にしてみました。
小筆で書きましたので、仮名風に見えたら嬉しいです。
『渡辺謙のことば』
生まれつき心が強い人はいない 逆境に強い人でも迷いはあるはずです
最近気になったアーティストの方の歌詞を作品にしてみました。
文字ひとつひとつの造形が個人的に好きで、運筆も大変楽しかったです。